ギュイーンとソウルがシャウトするのです!

プリキュア主体にアニメやマンガなどについての所見、レビューをつづります。

プリキュアシリーズに感じる魅力4  -戦う理由・友達-

● たたかう目的 頑張る理由
そこで思い起こされる「オラ強くなりてえ」
そう、カカロットのこれが最初に叫ばれたときは、新鮮で、とてもオラわくわくしたぞ。
しかし、年と共にこれもなんか「いや、もういいわ(汗)」になりました。すみません。
そんなとき…つまり、熱血アニメ飽食感と感覚がもう枯れちまってから…のプリキュアでした。

「あそこのケーキが食べたいから」「おつかいがあるから」頑張る。負けない。
観念的、抽象的な地球のために、とかでもないんですよね。
「Dr. ヘルを倒したら、地球は平和になるんだ!」
いや、ならねーって。残念だけど(笑)

現実問題として、「地球のために、温暖化をとめなければ」という用い方は納得はできます。
が、アニメやマンガ世界での
「地球のために俺は負けない 負けるわけには行かないんだ、うおお」
…いや、熱くってそういうのも悪くないんですが、ねえ

 

「地球さん、今日のごかげんいかがですか?」
コレの前には一切の気張りや気負いが茶番に感じます。うがった見方をすれば、むしろこっちが茶番呼ばわりされる側になりますが(笑)

へんに肩肘張らない。自然体、ある意味巻き込まれ。ある意味なりゆき。
無論根本になってるのは、みんなを守るんだ! 街を守りたい! といった、地に着いた思い。 
このあたり、構えすぎずに説得力を持たせる展開に、スタッフの皆さんが毎回苦労されているのを感じます。
「等身大の身近なキャラの素直な思い」
それが戦う理由になっているのは、主義主張や大儀、抽象論を振りかざすよりも、はるかに納得がいきますし、好感が持てる。

シャアが仮に「私はみんなのために戦っているのだッ」と言ったとして、…というのを聞いても、…いやあ、たぶんあんまり素直に聞けない(笑)
女のコキャラだからこそ、「みんなのために」といわれても、それが素直に入ってくるのかもしれません。…受け取り方として、どっか男女平等…じゃないなぁ
だからといって「大人向けアニメ」なんかには戦う女のコ達のお話はたくさんありますが、どれも素直に納得できるかというとそういうわけにもいかない…。まあ、オタクはわがままのものだって事で(笑)

そんな中、プリキュア達ってとっても親しみが持てるキャラが多い。
友達の言うことは、素直に聞ける。
そんな感じなのかもしれません。

「そとからかえったら、てをあらってうがいをしようね♡」


● 友達って大事 
シリーズを通じて、大きな根っこになっているテーマだと思います。
プリキュアというと、多様性とか、自己の肯定、あきらめないこと、希望や夢などなどなど
キーワードに欠かせない単語は幾つもありますが、
「友達」
これはあたりまえ、というにはあたりまえですが、実はこの社会で生きていくうえで、
ホントに大切なテーマのひとつなのではないでしょうか。

現実においても虚構においても、軽々しくも使われますし、
うがった利用のされ方も、現実社会では苦しいくらいありますね。
なかなか「親友」にまで至る友には出会えない、だから、出会えたら奇跡…
それは、やはりそう思います。シリーズ通じて、「みんなにも、友達ができますように!」
そんな祈りも感じます。 

当たり前のことを何気なく、大切なこととして伝えるメッセージ。
これは、ありがたいと思います。

 

ずっと友達だよ♡ キュアップ・ラパパ